現在政治家として活躍されている鈴木康友さん。
鈴木さんがどういった経歴で政治家となったのか、
また県知事としてどのような政策を打ち出しているのか気になりますよね。
そこで今回はそんな鈴木康友さんの経歴や政策・マニュフェストについて調べてみました。
鈴木康友のプロフィール
鈴木康友(すずき やすとも)
生年月日:1957年8月23日
出身地:静岡県浜松市
学歴:慶應義塾大学法学部
なお、慶應義塾大学卒業で高学歴な鈴木さんですが
鈴木康友さんの学歴についてはこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。↓
鈴木康友の経歴まとめ
鈴木康友さんの経歴についてまとめました。
■大学卒業後 公益財団法人 松下政経塾 (1期生)
■1985年〜1999年 企画会社・コンサルティング会社経営
■2000年5月〜2005年4月 衆議院議員 2期5年
■2007年5月〜2023年4月 浜松市長 4期16年
■現在 コンサルティング会社(未来共創株式会社)社長 山梨県政策顧問
企画会社・コンサルティング会社を経営していた
鈴木康友さんは、松下政経塾を卒業後、
自身で事業の立ち上げをして、
企画会社・コンサルティング会社を経営していたそうです。
鈴木さんは起業するときに
国民生活金融公庫へ事業計画書を何度も書き直して提出したのちに
やっとの思いで1000万の融資を取り付けたこともあると、
起業家時代のエピソードも公表されていました。
鈴木康友さんが起業家として活躍していたのが、1985年で
当時28歳だった鈴木さん。
20代で既に起業家として活動されていたのはすごいですよね!
経歴をみるとエリート育ちの鈴木さんですが
両親がどんな人だったのかも気になりますよね。
鈴木康友さんの父・母や実家についてはこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。↓
鈴木康友が政治家を目指した理由は?
実は幼少期から政治家になると公言していた鈴木さんでしたが、
鈴木康友さんが政治家を志した大きな理由は、
松下政経塾での経験が大きく関わっています。
松下政経塾とは?
松下政経塾とは、
現在のパナソニックホールディングス創業者の松下幸之助が設立した政治塾。
松下政経塾は次の世代の政治リーダーを育成するための研修や
実践活動を行う場として設立しています。
在籍期間は4年間であり、
毎月20万円が給付されるそうですよ。
松下政経塾の卒塾生には
■野田 佳彦 衆議院議員 第95代内閣総理大臣
■高市 早苗 衆議院議員
■前原誠司 衆議院議員
などがいます。
大学在籍時は元々外交官試験を受けようとしていたそうですが、
松下政経塾が開設(1979年)することを知り、
新しい時代の核になろうという思いから入塾しました。
政治家になったのは松下幸之助の教えから
引用元:グリーンズ ピープル
鈴木さんは最初から政治家になる目的を持って松下政経塾に入塾したのではなく、
最初の頃は雲をつかむような状態だったと言います。
政治家になる考えの基礎を作ったのは松下幸之助の指導によるもの
松下政経塾では月に2回松下幸之助から直接指導があり、
その経験が鈴木さんの政治家人生に大きな影響を与えました。
松下さんは、「松下政経塾の“経”は、政治経済の経じゃない」と。「これは国家経営の“経”だ」と言うわけですよ。だから、国の政治を正していかなきゃいけないっていうのが、松下さんが政経塾を作った最大の理由だったのです。
引用元:Heroes of Local government
鈴木さんは尊敬する人物を松下幸之助と語っています。
これは自分を政治家に育ててくれた恩を感じてのことだと思います。
松下政経塾時代、野田元首相と友達だった!?
鈴木康友さんと野田佳彦元首相は松下政経塾の同じ1期生でした。
二人は塾生時代、部屋で酒を飲み交わすなど気心の知れた友人だったそうです。
仲良くなったきっかけは、松下政経塾の体育の時間にリングテニスという種目でダブルスを組んだ時です。その時に我々が優勝しちゃって。それ以来の関係で、キャラクターは違うけど、いいコンビなのかな!と。
引用元:浜松市制100周年記念スペシャル対談
当時のお互いのイメージとして
寡黙な人、「どじょう」ではなく「スルメ」のように味がある人だった
明朗、快活、ムードメイカーだった
と語っています。
二人はお互いの良いところも悪いところも知っていて、
「マブダチ」と言える仲だそうですよ。
ちなみに2000年頃に結婚した鈴木康友さんですが
妻は美人茶道講師であり、
鈴木さんが静岡に帰省した時に出会ったのだそうですよ。
鈴木康友さんの妻・子供についてはこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。↓
鈴木康友の政策・マニフェストは?
次に鈴木康友さんの政策・マニフェストについて調べました。
引用元:静岡新聞
鈴木さんは自身の政策の特徴として、
「常に経営者の視線で政治を行う」と語っています。
浜松市は市の面積の半数以上を過疎地域が占めており、
多額の負債を抱えていましたが、
浜松市長時代1314億円の負債を返済しており、
その財政健全化の手法を高く評価されています。
浜松市町時代 「市長は社長」
浜松市長時代、「市長は社長」として強みの人脈を活かして様々なプロジェクトを推進
■日本発の行政区再編
■320社を企業誘致した産業政策
■出世の街はままつプロジェクト
鈴木さんは、市長時代の手法を静岡県全域にまで広げて、
市長時代に取り組んだ企業誘致や
スタートアップ育成を全県に広げることが目標のようです。
「オール静岡で幸福度日本一の静岡県」
■脱炭素社会に向けて山梨県やトヨタ自動車と連携
■ベンチャー企業への補助金などスタートアップ制度の拡充
■人材不足の農業に先端技術を導入
リニア推進について
多くの注目を集めているリニア建設についてですが、
鈴木康友さんのリニア推進について調べてみると、
リニア推進に対して肯定派
のようです。
ですが最終的には政治的判断をすることになると語っています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は鈴木康友さんの経歴や政策・マニュフェストについて調べてみました。
鈴木康友さんが政治家になるきっかけは
松下幸之助が設立した松下政経塾がきっかけです。
静岡県知事となった鈴木さんのマニュフェストは、
市長時代の手法を県全域に広げたものです。
リニア建設は肯定派ですが最終的には政治的な判断が必要としています。
鈴木康友さんが今後どのような県政を行うのか目が離せませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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