2023年7月29日、CHAN龍こと岩本龍弥さんが減量中に亡くなっていたことが明らかになりました。
具体的な死因について公表されていませんが、SNS上では減量が原因なのでは?
という声が多く聞かれました。
今回は、CHAN龍の死因について調査していきます。
CHAN龍が亡くなっていたことが公表された
2023年7月23日(日)から東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」に参戦予定だったCHAN龍さん。
7月22日15時から都内にて公式計量が行われましたが姿がなかったことから、
大会側は「無断欠席」扱いとしていました。
CHAN龍さんは、前回インフィニティリーグ2023フェザー級で67.5kgと1.7kgオーバーしたことから失格となり、試合は中止になっていました。
「2度の失態」と報じられたことから、大会側から
『epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023フェザー級』の出場権を剥奪されてしまいました。
しかし、その後の報告により、CHAN龍こと岩本龍弥さんが減量中に亡くなっていたことが明らかになりました。
また、7月29日に親交があったプロレスラーの崔領さんからFacebookを通してこのような投稿がありました。
CHAN龍の死因になった過酷な減量とは?
CHAN龍さんの死因について崔領さんから過酷な減量が関係していると投稿されていました。
前回の試合で計量失敗という失態を犯したため、今回、計量前夜に必死で汗抜きでロードワ中に倒れて誰にも見つけられる事なく次の日に帰らぬ人となっていた。
崔領さんのFacebookページより引用
崔領さんの投稿の中の「汗抜き」について調べてみました。
水抜き(汗抜き)とは、
基本的に身体の水分量を減らすことで体重を減らすというもの。
格闘技は、体格が大きいほうが体力的に有利なスポーツなので、
なるべく自分の体重よりも下の階級のほうが勝ちやすい傾向にあるそうです。
そのため選手は試合前に減量をするのだそうです。
この水抜きの場合、一時的に減量できる方法で、
プロの格闘家の中には、1週間で10キロも減量できる人もいるそうです。
しかし、危険性も多く失神するリスクや脳梗塞・心筋梗塞を発症するリスクなどが高いと報告されています。
格闘技以外にも競馬などのスポーツで減量が行われますが、MMAやボクシングではより多くの体重を短期間で落とすため、特に減量が過酷と言われています。極端に食事や水分を抜く減量法は脳や神経系の機能を制限するだけでなく、筋肉を動かす速度や力にも悪影響を及ぼすと報告されています。
https://gigazine.net/news/20211231-mma-extreme-weight-cutting-danger/より引用
過去にはアジア最大の総合格闘技団体「ワン・チャンピオンシップ」で
水抜き禁止された事例もありましたよね。
これらの情報から、CHAN龍さんの死因も
過度な水抜きにより脳梗塞や心筋梗塞などを発症した可能性が高そうですよね。
SNSでの反応は?
これに対してネット上では、
今回の件、本当に痛ましいし、業界的に色々と考えなきゃいけない事だと思う
この件は非常な重大な事として捉え無いといけない事だと 選手やジム運営ファン等全ての格闘技好きが考え直す事柄だと CHAN龍選手のご冥福をお祈りします
ネット上では悲しみの声が多く寄せられていました。
また、大会の運営や業界的にも考え直す必要があるのでは?
という声も多く聞かれていました。
CHAN龍のプロフィール
CHAN龍
本名:岩本龍弥(21歳)
出身:徳島県徳島市
所属:MMA Zジム
日本の総合格闘家で、フェザー級(-65.8kg)に所属。
2022年にフェザー級新人王を獲得。
まとめ
いかがでしたか?
21歳という若すぎるCHAN龍さんの訃報にショックや悲しみの声がネット上でも多く聞かれていました。
死因は過酷な減量が関係している可能性も高く、
今後、格闘業界で改善されてこのような事例が少しでも減ることを祈ります。
CHAN龍さんのご冥福をお祈りします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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