政治家に転身したJ.Dバンスさん。
調べてみると、元々は海兵隊にいたようですね。
その後、作家や投資活動を経て、政治家の道に進んだことがわかりました。
そこで今回は、異色の経歴を持つJ.Dバンスさんの経歴まとめとして
出身や当時のエピソードなどを調査しました。
J.D.バンス上院議員のプロフィール
黒岩祐治さんのプロフィールと経歴を下記にまとめてみました。
引用元:Wikipedia
ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンス (James David Vance)
生年月日:1984年8月2日
出身地:アメリカ合衆国オハイオ州ミドルタウン
学歴:イェール大学のロースクールで法務博士の学位を取得
職業:海兵隊・ベンチャーキャピタル・作家・政治家
J.D.バンス上院議員の経歴まとめ
J.D.バンスさんの経歴と当時のエピソードを下記にまとめてみました。
・2003年 アメリカ海兵隊入隊
・海兵隊除隊後、オハイオ州立大学入学
・大学卒業後、ベンチャーキャピタル会社社長就任
・2016年に自伝「ヒルビリー・エレジー」出版
・2016年 NPO「Our Ohio Renewal」設立
・2022年 オハイオ州の上院議員就任
・地方裁判所の判事や法律事務所で勤務していた経験もある。
J.D.バンスの海兵隊時代
引用元:X(旧Twitter)
J.D.バンスさんはミドルタウン高校を卒業した後、大学に行きたかったようですが、
貧しい家庭環境のため、進学の術がなく2003年にアメリカの海兵隊に入ります。
これは、従兄弟であるレイチェルさんのアドバイスだったようです。
J.D.バンスさんは、海兵としてイラクの広報担当を任されます。
そこでは、軍事ジャーナリストとして活躍しました。
J.D.バンスさんは、
一度海兵隊に入隊したなら、
除隊しようとも一生「海兵隊員としての誇り」を失わず、アメリカ国民の模範たれ。
という海兵のモットーを誓い、今も守り続けているようです。
海兵に入隊したら、除隊してもアメリカに忠義を尽くしなさいという意味ですね。
J.D.バンスのベンチャーキャピタル時代
J.D.バンスさんは、海兵を除隊した後にオハイオ州立大学に行きます。
卒業後はイェール大学で学位をとり、ベンチャーキャピタル会社の
Mithril Capital Management, LLCで社長になってしまいます。
ベンチャーキャピタルとは
ハイリターンを狙った投資家のこと。
J.D.バンスさんは、この会社で投資や仕組みのノウハウを学んだのですね。
J.D.バンスさんが所属していたこの会社の所有主はピーター・ティールといって、
PayPalやOpenAIなどの共同創業者でありFacebookの最初期の投資家です。
そんな人の会社の社長になってしまうなんて、
J.D.バンスさんの血のにじむような努力がみられますね。
作家としてデビュー
J.D.バンスさんは、イェール大学にいたとき、
最初の年の指導教官であったエイミー・チェアから自伝をかくように
アドバイスを受けていました。
そしてJ.D.バンスさんは、
2016年に自伝「ヒルビリー・エレジー」を出版します。
引用元:Amazon
この自伝では、作家であるJ.D.バンスさんの体験と社会的問題についての価値観が描かれています。
2016年と2017年にニューヨークタイムズのベストセラーになり、
2017年ではデイトン文学平和賞の最終選考にも残りました。
白人労働者階層をテーマにし、全米のメディアが注目し賞賛したそうです。
その他にも、J.D.バンスさんは
地方裁判所の判事や法律事務所でも働いていた経験があるそうです。
人生経験だけではなく、今までの職業も豊富ですよね。
政治家の道を進む
引用元:VOI
J.D.バンスさんは2016年の12月にオハイオ州に引っ越し、
NPO「Our Ohio Renewal」を設立します。
NPO「Our Ohio Renewal」は、
ラストベルトに蔓延する薬物問題や恵まれない子供たちへの支援を行う非営利団体のこと。
この頃からJ.D.バンスさんは、
政治家を目指す準備を始めていたことがわかりますね。
2022年の11月にオハイオ州から出馬したJ.D.バンスさんは、
民主党候補のティム・J・ライアンを破り、オハイオ州の上院議員となります。
また、2024年7月には、
大統領選挙に出馬しているドナルド・トランプ前大統領の副大統領候補に指名されています。
そして、同じ日に開催された共和党全国大会で、
J.D.バンスさんは、共和党の正副大統領候補にも指名されています。
J.D.バンスさんの人気と実力が、どのくらいすごいのかはこれで一目瞭然ですね。
映画監督の噂
J.D.バンスさんに映画監督をしていた話はありませんでした。
恐らく自伝である「ヒルビリー・エレジー」が2017年4月に映画になったので、
原作者と映画監督を一緒にして勘違いしてしまった人も中にはいると思います。
「ヒルビリー・エレジー」の映画監督には、ロン・ハワードさんが就任しています。
引用:wikipediaより
また、映画監督の噂が出た理由にはこのことも関係しているかもしれません。
「ハットフィールド家とマッコイ家の争い」
という映画にもなっている19世紀に起きた事件があります。
引用:Amazonより
その家族抗争の火種になっているのが、ジム・バンスという人物です。
J.D.バンスさんと名前が似ているこの人物は、J.D.バンスさんの遠い親戚なのです。
こういった映画関連のつながりもあり、
J.D.バンスさんが映画監督だと誤解されたのだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回はJ.D.バンスさんの経歴について調べました。
J.D.バンスさんはオハイオ州ミドルタウンの出身で、
海兵隊からベンチャーキャピタル、そして作家活動を経て
政治家への道に進んだエリートです。
その他にも、J.D.バンスさんは地方裁判所の判事や法律事務所でも働いていた経験があるそうです。
J.D.バンスさんは自身の体験から、
貧困や薬物問題といった世界に大きな影響を与える問題に立ち向かおうとしています。
その代表作となるのが、2016年に出版した自伝「ヒルビリー・エレジー」ですね。
決して裕福な家庭や地域環境ではなかったJ.D.バンスさんですが、
その体験が今の強さになっていました。
政治家としての人気とカリスマ性の秘訣がこの経歴からみてとれました。
そんなJ.D.バンスさんのこれからの活躍に期待しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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