現在熊本県知事として活動されている蒲島郁夫さん。
調べてみると、高校までは落ちこぼれだったと公表している蒲島さんですが
なんと大学院ではハーバード大学で博士号まで取得したすごい人でした。
そこで今回は、蒲島郁夫さんの学歴まとめとして出身高校や出身大学などを調査しました。
蒲島郁夫のプロフィール
蒲島 郁夫 (かばしま いくお)
生年月日:1948年1月28日
出身地:熊本県鹿本郡稲田村(現・山鹿市鹿本町)
職業:政治家、熊本県知事、東京大学名誉教授
蒲島郁夫の学歴まとめ
蒲島郁夫さんの学歴についてまとめました。
出身高校:熊本県立鹿本高等学校卒業
出身大学:ネブラスカ大学農学部卒業
出身大学院:ハーバード大学で政治経済学の博士号取得
蒲島郁夫は熊本県立鹿本高等学校出身
蒲島さんは、高校までは地元の学校に通っていました。
蒲島さんの出身高校は、公立の進学校である熊本県立鹿本高等学校です。(偏差値51)
蒲島さんは高校を卒業するまで勉強を全くしてこなかったそうです。
そのため、学年でも220人中200位とかなり下の方の成績だったそうですよ。
現在は熊本県知事として活躍している姿をみると想像がつきませんよね。
子供の頃から持っていた3つの夢
勉強をあまりしなかった蒲島さんですが、
本はたくさん読んでいたそうでそれがきっかけにもなり、
子供の頃から3つの夢があったそうです。
それがこちら。
①小説家になる
②政治家になる
③阿蘇の大平原で牧場経営する
①小説家になる
もともと本を読んだり、文章を書いたりするのが好きだった蒲島さん。
小学3年生の時に初めて読んだ『レ・ミゼラブル』が大好きで、
ビクトル・ユーゴのような小説家になりたいと思ったそうですよ。
②政治家になる
2つ目が政治家になることだったそうです。
小学生の時に読んでいた『ブルータクの英雄伝』が好きで
政治家になりたいと思ったそうですよ。
③阿蘇の大平原で牧場経営する
3つめは阿蘇の大平原で牧場経営するということです。
蒲島さんは熊本県出身で、阿蘇山の見える地域に住んでいたそうです。
そのため阿蘇山の見えるところで牧場を開きたいとも思っていたようですよ。
高校卒業後、就職していた!?
実は高校卒業後、自動車販売会社に就職していた蒲島さん。
理由などは公表されていませんでしたが、わずか3週間で辞めてしまったそうです。
その後は地元で農業協同組合(JA)に再就職しています。
仕事内容としては、
農家への配達(肥料やプロパンガスなど)
米俵を倉庫に入れる
などをしていたそうです。
しかしこれも仕事が合わずに1、2年間勤務した後に退職しています。
その後、考えたのが夢でもあった【阿蘇で牧場を経営する】ということでした。
しかしそのためには知識や資金が必要となるため、
派米農業研修生としてアメリカに研修に行くことを決めました。
派米農業研修生とは
農家の青年が農業について学ぶためにアメリカに研修に行くことができる制度。
蒲島さんは研修の期間中にネブラスカ大学での学科研修にも参加しています。
そこでは畜産学を学んでいたそうなのですが、
蒲島さんは初めて【大学でもっと勉強したい】と思えるほど
勉強が楽しかったそうです。
それがきっかけになりネブラスカ大学への入学を決意したそうですよ。
好きなことをたくさん学べる環境がとてもあっていたんでしょうね。
蒲島郁夫はネブラスカ大学農学部卒業
アメリカでの研修プログラム終了後に、一時帰国した蒲島さん。
義理の兄の経営する店で牛乳配達員として働きながら資金を貯金しました。
その後再び渡米してSATというアメリカの大学入試にある共通テストを受けたそうなのですが
高校時代は全く勉強していなかった蒲島さんは数学も英語も難しかったそうです。
しかし農業研修でお世話になった教授の推薦もあって農学部に無事入学できました。
蒲島さんがネブラスカ大学で専攻していたのは、畜産学の繁殖生理学コースだったそうですよ。
この大学は調べてみると、偏差値はないのですが
アメリカでの平均の学力より少し上くらいのレベルだそうですよ。
アルバイト三昧の日々
蒲島さんは自宅からの仕送りがなく
大学資金や生活費などを稼ぐためにアルバイト三昧だったそうですよ。
ちなみに蒲島さんが当時していたアルバイトがこちら。
農業研修生プログラムの通訳
大学の農場での勤務
教授の研究の手伝いなど
通訳や農場での勤務などを通して英語力がついていた蒲島さん。
初年度から成績がA判定となり、特待生になったことで奨学金ももらえていたそうですよ。
相当勉強を頑張ったんでしょうね。
蒲島郁夫はハーバード大学政治学卒業
実は、蒲島さんは大学卒業の時点で
教授からネブラスカ大学の大学院に進学するよう勧められたそうです。
しかし、政治家の道にも進みたい!と思った蒲島さんは、
その教授が推薦状を書いてくれてハーバード大学へ進学されています。
さらにこの時点で結婚して子供もいた蒲島さんは、
ハーバード大学では奨学金をもらいながら通っていたそうですよ。
ハーバード大学といえば高学歴のエリートが通う大学として有名ですよね!
そんなすごい大学にネブラスカ大学の教授が推薦状を書いてくれるほど、
きっと優秀な成績を残していたんでしょうね。
大学在学中は研究生活を送っていた蒲島さん。
論文を教授に提出後、その論文が雑誌にも掲載されるほど褒められたそうですよ。
蒲島さんの夢の一つであった小説家という夢も叶っていますよね!
わずか3年で卒業!?
ハーバード大学で博士課程を終了するのに通常は5年から6年かかると言われています。
しかし蒲島さんは3年9ヶ月で終了しています。
かなりすごいことですよね!
早く卒業できた経緯としては、
家族を養うために早く卒業しなければならなかった蒲島さん。
先に航空チケットを取得して博士論文を帰国前日に提出して帰国したそうです。
それでもその論文が評価されて博士号を取得できていますから
かなり成績が良かったことがわかりますよね。
帰国後は大学で教授として活躍していた蒲島さんですが、
2008年からは熊本県知事としても活躍していますよね。
子供の頃に叶えたかった全ての夢を実現するなんて素敵ですね。
ちなみに大学教授時代に木村敬さんを教えていた過去も公表していますよね。
木村敬さんの学歴については、こちらの記事でまとめていますのでご覧ください。↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は蒲島郁夫さんの学歴について調査しました。
高校生まで勉学をあまりしてこなかった蒲島さんですが
ハーバード大学で博士号を取得までできた経緯がすごすぎでしたよね。
今後もますますの活躍を期待しております。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント